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中央競馬ランキング

こんばんは!ふみです! 今日から6月ですね。

昨日の日本ダービーを終え、中央はひとまず一つの区切りがついた感じ。無観客の東京競馬場にて福永騎手鞍上のコントレイルが無傷の2冠を達成。現地で見たかったという気持ちもありますが、ダービーを行えない国がある事を考えれば画面越しでもダービーを見れたのは嬉しいですね。来年こそは現地に行ければと思います。

さてさて、今週は南関東・大井競馬場にて東京ダービーが行われます。一冠目の羽田盃を制したゴールドホイヤーに、ブラヴールファルコンウィングティーズダンクモンゲートラオコバルトウィングが参戦。前哨戦のクラウンカップ覇者・ウタマロ、東京湾カップ覇者・マンガンがぶつかります。

本日は過去の東京ダービーのレース傾向を分析しながら、当日の考察をしていきたいと思います。

人気順に見る傾向分析

まず1~3着馬の人気を確認しておきたい。

2019年 3人気→1人気→2人気 勝ち馬 ヒカリオーソ
2018年 2人気→6人気→8人気 勝ち馬 ハセノパイロ
2017年 2人気→1人気→3人気 勝ち馬 ヒガシウィルウィン
2016年 3人気→14人気→1人気 勝ち馬 バルダッサーレ
2015年 9人気→6人気→10人気 勝ち馬 ラッキープリンス


こう見ると、1番人気は未勝利と苦戦しており、2014年にハッピースプリントの勝利までさかのぼる必要がある。

人気別にみると

1番人気 【0.2.1.2】
2番人気 【2.0.1.2】
3番人気 【2.0.1.2】


と、勝ち馬は2~3番人気から、軸は1~3番人気の中から置くとよさそうだ。


人気薄馬の傾向

ここでは6番人気以降で馬券に絡んだ馬を列挙したい。

2018年 6枠12番 2着 クリスタルシルバー 6人気 的場文騎手
2018年 4枠8番 3着 クロスケ 8人気 笹川騎手
2016年 6枠12番 2着 プレイザゲーム 14人気 左海騎手
2015年 7枠13番 1着 ラッキープリンス 9人気 今野騎手
2015年 8枠16番 2着 パーティメーカー 6人気 的場文騎手
2015年 7枠14番 3着 ヴェスヴィオ 10人気 吉原騎手


上記を見ていくと、人気薄で馬券に絡んでいる馬の多くが外枠
クロスケについてはその後の活躍を見れば、ここでは実力が推し量られていなかったと捉える事も出来るだろう。

また、馬券内になった15頭を枠順で見ると

1~2枠 【0.0.0.20】
3~4枠 【1.0.2.16】
5~6枠 【0.4.1.15】
7~8枠 【4.1.2.13】


外枠に行くに従い、良績となっている。 勝ち馬、穴馬を狙うのであれば外枠からチョイスするのがよさそうだ。


前走の傾向分析

この項では、1~3着馬の前走を見ていこう。

2019年 京浜盃14着→羽田盃1着羽田盃2着
2018年 羽田盃3着羽田盃7着羽田盃5着(羽田盃1着のヤマノファイトは7着)
2017年 羽田盃2着羽田盃1着→京浜盃3着
2016年 500万下(中央)→東京湾カップ3着→羽田盃1着
2015年 羽田盃3着羽田盃6着羽田盃5着(羽田盃1着のストゥディウムは7着)

前走・羽田盃経由の馬が実に11頭を占め、かつ羽田盃で勝利を収めた馬は馬券に絡めど連勝を収められていない。また羽田盃以外では前走・京浜盃からの直行が2頭と大井競馬での経験値がプラスに働いている。

狙うとすれば、羽田盃組、そして勝ち馬を探すのであれば、羽田盃で敗れた馬を狙ってみるのがよさそうだ。



脚質に見る傾向分析

まず毎年のラップタイムを見てみよう。

2019年 前半 37.3 - 後半 38.0
2018年 前半 36.8 - 後半 38.6
2017年 前半 36.5 - 後半 38.1
2016年 前半 34.6 - 後半 38.8
2015年 前半 36.1 - 後半 39.7

ご覧の通り、前半は早く、後半上りのかかるレース展開になる事が多い。 これはこの時期の南関東牡馬クラシック路線を走る馬たちにとって、大井2000mが過酷という点に加え、折角のチャンスだから出走しよう、という適性外ながらも記念出走をする馬がいる為だろう。

つまり、本来はスプリント~マイルに適性があるスピード重視の馬たちが出走する事で前半のペースは速くなり、最後はスタミナ勝負になる、というレースパターンと分析することが出来そうだ。

今はマイラーのカジノフォンテンやスプリント~マイルを主戦場にするユニバーサルライト、スプリントで度々馬券に絡むティーズプリモ等がレース先団に取り付け、レースを引っ張っていった。その為、最後までスタミナ切れせず2000mを走り抜けられる馬を選ぶことが馬券のカギとなりそうだ。

また、穴を開けるのはスタミナ自慢の追い込み馬。8番人気3着のクロスケ、14番人気2着のプレイザゲーム、10番人気3着のヴェスヴィオ等が後方から追い込んできた差し馬。2015年の2着馬・パーティメーカーも羽田盃では追い込みで不発だったりと穴で狙うなら差し馬を狙ってみたい。


傾向から見る注目馬は?

今年は内からファルコンウィング、エメリミット辺りが先団を形成し、レースを引っ張る展開か。

勝ち馬を多く輩出している外枠で、羽田盃組と言えば羽田盃勝ち馬のゴールドホイヤーに2着のブラヴール、ティーズダンクといった面々が人気でも有力そうだ。ここにクラウンカップ勝ち馬のウタマロ、東京湾カップを制したマンガンがどこまで迫れるかだろう。

そんな中で一撃ありそうなのはこの馬!!

鞍上は近5年で二度の人気薄を馬券に絡ませている大ベテラン。ここも人気薄なら一撃があってもよさそうだ。

今週は雨スタートと馬場も見極めながら最終結論を明日出したいと思います。

以上、東京ダービーの傾向分析&考察でした。